あなたはどちら?同じ「教える」にしても違いはけっこうあるもの。



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 教室所属か、個人教室か


ピアノの先生として働くには、大きく二つに分けられると思います。
@楽器店経営の音楽教室に所属、または個人経営の音楽教室に所属
A自分で教室を経営し、そこで教える

この二つの違いについて書いていきましょう。
最大の違いは、教室の「運営、経営、生徒募集」と「教える」という仕事が
分けられているかどうかだと思います。
見やすく箇条書きパターンで書いてみます。

@楽器店経営の音楽教室に所属、または個人経営の音楽教室に所属
・「教える」こと以外の、生徒募集、レッスン場所の提供、経理、スケジュール管理などの
 業務はすべて教室でやってくれます。
・生徒さんから頂いたお月謝の何割かがあなたへの謝礼として支払われる。
・「教える」以外の業務は教室側でやってくれるので、レッスンに集中できる。
・父兄との関係が希薄になりやすい。
・使用テキストがあらかじめ決められている場合がある


あなたが@のパターンで教える場合、まさに「教える」ことに集中してレッスンできますね。

A自分で教室を経営し、そこで教える
・ピアノ教室を運営するにあたって、生徒募集など、必要と思われるすべての業務は
「教える」とともにすべて自分でこなさなくてはなりません。
・生徒さんから頂いたお月謝のすべてがあなたへの謝礼として入る。
・テキストはあなたが自由に決められる
・スケジュールを自分で自由に設定できる
・父兄との関係を密に持ちやすい


Aのパターンならば、自分で全部やらなといけない分大変ですが
あなたのカラーが出せて、やりがいがあります。
こう見てみると同じ教えるのに、形態が違うと教える側の精神的な違いがかなりあります。

私の場合、Aです。
@での経験もあります。最初はどちらも掛け持ちしていました。
同時に経験したのでよくよく感じたことは@とAは似て非なるもの。

@は事務的なラインができているので教えることだけに集中できます。
生徒募集もすることないし、教室側から来月から新しい生徒さんに
レッスンをお願いしますと言われて教えるだけです。経理もおまかせです。

ただ、どうしても父兄との関係が希薄になりがちです。
いい意味でも悪い意味でもドライになりやすく、心をくだいてレッスンしていても
伝わりにくいのが@かなぁと思いました。そうするとレッスンにも多少
悩んでしまうこともしばしばあったなと思います。

現在は完全にAですが、やはり自分で生徒募集をし、経理、スケジュール
をすべて自分で管理しなくてはならずすっごく大変です。
いただく月謝はすべて自分に入りますが、 そのぶん責任も@よりすごく感じます。
でもそれだけ生徒への愛情も情熱も100%注ぎたいと思える部分
についてはかなり大きいなと思います。

@は@で悩みもありますが、Aはまた質の違う悩みがあります。
ただ、苦労して教えた分、得る謝礼というのはほんとうにやりがいのある
仕事だなぁととても実感します。

私の場合、最初からAでやろうと思っていたのかどうか…今となっては
思い出せないのですが、最初から@でという選択肢はなかったかもしれません。
どこかの教室で教えながら、いずれ自分の生徒を持ちたいと思っているうち
自分のところに生徒がくるようになったから、教室に入らずに今に至っている
というのが事実かな。

その辺は、あなたにはどのスタイルがぴったり来るかよーく
考えて決めてみるといいと思います♪