教えるプロ=先生です☆多様なニーズに応えるのもプロ。



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教える「プロ」になろう


プロだなんて…書いておきながら自分はどうかと言われたら

全然なんです(汗
まずは心構えが大事!

ある先生にその昔言われました。
ピアノを習いたくて来る生徒は、ピアノが弾けるようになりたくて来るのだから
ピアノの演奏力のほかに何より求められる大事なことは
「教えるプロになる」という努力なんだよねって。

たとえば、どんなに頭がよくっても、勉強の教え方が上手とは限りません。
「教えるプロ」になるということは、
「どんな生徒でもピアノを弾けるようにしてあげる」ことができる
ことを言います。
昔のピアノ教室というと、将来は音楽家に、ピアニストにと
親が子供が幼いころからおけいこをさせて「音楽家に育てるために」
ピアノを習わせるというのがほとんどだったんではないでしょうか。

もちろん、今も偉大な音楽家になるために小さいころから辛い練習に耐え、
腕を磨き、一生懸命勉強されている人もたくさんいます。

その一方で、趣味や、憧れで習いたい人が昔よりもずっと多くなりました。
極端な話、ピアノを持っていなくても(買うつもりさえなくても)
ピアノは習いたいという人が多くなってきたのが現在の習い事事情のようです。
実際、私の教室でもアコースティックピアノを もっている生徒さんは半分くらいです。
あとは、デジタルピアノの類で練習しているのが実情です。

それだけピアノは誰でも、気軽に始められる習い事として
世に広まったとも考えられますよね。
そういう人が増えることはとても素敵なことです。

実際に、音楽を楽しみたい、自分でピアノが弾けたらどんなにステキだろうと思ったとき、
気軽に始められる環境が整っている時代になったのも事実です。

気軽に始められるということは、どんな人でも弾けるようになるというピアノ教室
の存在がなければいけません。

だけど、これって実はすっごく難しいことなんです。
誰でも気軽にピアノを始めようとなると、それに伴って
いろーんなタイプの生徒さんもいるということです。
十人十色というように、器用な人もいれば、そうでない人もいる。

器用でセンスがある生徒に指導するのは簡単です。
そういう生徒が弾けるようになるのは当たり前だし、誰が教えても弾けるようになるでしょう。

『教えるプロ』の真価が問われるのは、器用でない生徒さんにでも、
ちゃんと弾けるようになる指導ができるか
ということです。

と偉そうに書いていますが、未だ誰でも弾けるようになる指導が
できてるかというと、これがなかなか難しい…。

ピアノの先生は弾けない理由を探り、指導法を多角的に研究し、
生徒の気持ちを理解し 演奏できるようにし、ピアノを弾くって楽しいよね
って導けることが「教えるプロ」といえるんじゃないかと思います。

私のような町のピアノ教室の門を叩いてくださる生徒さんには、
センスがあって将来音楽の道に進めるかも…
という才能の持ち主にはなかなかお目にかかれません。
だけど、ピアノに憧れ、やってみたい! 弾いてみたい!
というピアノに対する情熱は誰よりも強いです。

やっぱり、ピアノが弾けるってとってもステキなことですもんね。
あなたがピアノを教えたい!と思う情熱に負けてないと思います。

そういう人たちに、少しでもピアノを弾く楽しさをわかってもらって、
そして弾けるようになったらすごく素敵なことだと思いませんか?
だから、私の教室でもはいつのころからか「おうちにピアノがないと教えられません」
という条件を外すことにしました。

だって習いたい人のニーズってすごく多様なんですもの。
そのニーズにこたえてこそのピアノ講師も必要なんだって
ものすごく感じたんですね。

どんな人でもピアノが弾ける!というほんとは難しいということを
まず教えるあなたが理解して、だから「教えるプロ」になるという意識が
大切なんだ!ってわかってもらえるとうれしいです。

一緒に頑張りましょう♪