レッスン規約はとっても大切。最初に作っておこう。



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レッスン規約を作りましょう


教室の入会案内と、入会申込書はあらかじめ作っておくといいと思います。
その中にあなたのピアノ教室のレッスン規約を書いておきましょう。

ピアノ教室は一度習い始めたら、生徒さんと長ければ10年以上のおつきあい
にもなりますよね。
その長いおつきあいの中で、お互いに気持ちよく、トラブルなく楽しくレッスンを
するために、あなたから教室のルールを最初に提示するものとして作りましょう。

スポーツクラブでも、楽器店の音楽教室などもそうですが、
入会時には必ず規約というのがあって、同意してから入会となりますよね。
規約を作ればあなたのピアノ教室にもそういうシステムができあがります。

私がレッスン規約が必要だと思ったのは、教室を運営する上での苦い経験があった
からなんですが、そこから学んだことは「最初が肝心」ということでした。

昔のように暗黙の了解や、常識という点でそんな規約なんかなくたって
わかってもらえるという時代ではなくなりました。
例えこちらにとっては常識だと思うことでも
「そんなの聞いてない」「知らなかった」と相手には通じない場合もあります。
時には、仕事のスケジュールに差し障ることもあります。

「日曜日にレッスンお願いできますか?」
「先生の空いてる時間で、振り替えてもらえますか?」
「来週は○時からお願いできますか?」

これを全部引き受けていたら、生徒さんの都合でスケジュールが回ってしまいます。
すると、新規生徒さんを受け入れる時間帯を確保できなくなることもあります。

でも、生徒さん側からすれば、先生が好意で一度だけのつもりの補充レッスンも、
次も…と思ってしまうのは当然なのかも。

自分の仕事の時間を守るためにも約束事は最初にしっかりと提示するのも
先生側の責任なんだと感じました。

そして苦労して作ったレッスン規約を入会時や体験レッスン時にお渡しするようになったら
ぐっとレッスンがしやすくなりました。


ちょっとあげてみますね。私の場合、「教室のご案内」という用紙の中に
「レッスン規約」という項目を入れてお渡しします。
これにあなたなりのルールを付け加えてみてください。

教室の入会案内

1.ごあいさつ(教室の自己紹介etc)
2.レッスンコース(進度表、月謝を明記)
3.レッスン規約
 ・レッスン回数
 ・レッスンをお休みするときは、必ず連絡をする
 ・お休みする場合のレッスンの扱いについて(振り替えレッスン可か不可かを明記)
 ・講師が休んだ場合の振り替えレッスンについて
 ・月謝の金額を明記(段階的に上がっていく場合はテキストの目安を書いておく)
 ・月謝の納入日・方法  などなど。
 4.楽器について
 ・楽器を用意してください(電子ピアノ可か不可かを明記)
 ☆上記の内容に同意いただけたら申込用紙にご記入願います。
5.連絡先、お問い合わせ
 ・先生の連絡先(名前、住所、電話番号)

入会申し込み書

・生徒のお名前、住所、電話番号、生年月日
・保護者のお名前
・入会日(この時点で書いておけばいつ入会したがすぐ確認できます)

など。これをワードで丁寧な文面にして作っておきます。

口頭ではなく、こうして書面に書くことで正式な「約束」として取り交わすことが
できて、すんなりとレッスンに入ることができます。

私の場合は生徒さんが休んだ場合のレッスンは原則しないことにしました。
注意書きにはこう書くようにしました。

「レッスン時間を前もってお約束しているものなので、お休みされた場合の
 月謝の返還はいたしませんのでご了承ください」

こう書いておくと、保護者の方も安易にレッスンを休ませることはしないです。
日によって時間を変更するのもNGとわかってもらえます。

と。こうは書いていますが、決してこうるさい印象にならないように(笑
ルールでがちがちだという印象でもあんまりよくないですよね。
実際、今だって私は好意で補充レッスンをすることもあるし、
お月謝を返還する場合もなくはないです。そういう心のゆとりは変えてはないのですが、

まだお互いに緊張感がある最初の入会時のタイミングにお伝えするのがベストです。