いつものレッスンの中にちょっとした刺激を。みんなで集まって小さな演奏会を開いてみましょう。



top > 運営・管理 > レッスン開始


お楽しみ会


ピアノのレッスンというと、グループレッスンと個人レッスンに分けられます。
グループレッスンもいずれは個人レッスンに移行していくでしょう。

ピアノはマンツーマンだからこそ、生徒の上達も確実に望めるわけですが、
デメリットは、他の習っている子の演奏を聴く機会がないということ。
自分がどの程度進んでいるのか、練習が多い方なのか少ない方なのか、
気にならない生徒はあまりいないんじゃないでしょうか。

他の子の演奏を聴く機会と言ったら、発表会くらいしかないわけです。
だけど、その発表会もしょっちゅうできるものではなくて、年に一回が限度ですよね。

私も、保護者の方から
「他の子の演奏を聞いたりできないので、うちの子には危機感がなくて…」なんて
いうことを聞いたりすると確かになんとかならないものかとも思います。

そこで、年に一度、発表会とは別に「クリスマス会」を開いてみることにしました。
私は、前にも書いたようにマメなようでマメじゃないとこも大いにあるので(笑
「クリスマス会」で弾く曲は、今習ってる曲、または自分がすぐに弾けるような
お気に入りの曲をみんなの前で弾き合いっこをする、という趣旨のものにしました。
もちろん、先生も弾くよーと言って。

ただ、出張の生徒さんには出張というスタイル上、こういうことがしてあげられない
のが残念なのですが…。

クリスマスなので、ケーキやおかしなんかも用意して、
年に一度、みんなで集まります。
会費制で、参加は任意、ご父兄の参加もOKのごくごく普通の「お楽しみ会」です。

一番初めに開催した年は、レッスン室に全員集まったらどんな雰囲気になるんだろう
ということは、私自身も想像がつかなく、とても興味がありました。

ピアノを弾いて、ケーキ食べて、ジュースを飲んで、それだけで楽しいのかなぁと。
企画力もないので、ゲームなんかしようなんてことも考えることもできず(汗
当日を迎えました。

「プチクリスマスコンサート」と題して、プログラムもちゃんと作って。
まるで小さな発表会です。

結果は予想をはるかに超え、生徒たちはみんな楽しんでくれました。
少人数でも「人前で弾く緊張感」は同じなようです。

発表会と違うのは、弾いた後のみんなのリアクションがすぐ感じられること。
ちょっと間違えて「えへへ」となって、みんなが笑ったり、
小さい子が弾く姿をみて、「かわいい〜〜!」と声が上がったり。
みんなの拍手のあたたかさがダイレクトに本人に伝わって、ライブ感を楽しめるということ。
そして誰よりも楽しんだのは、半信半疑だった企画者の私だったという(笑

さらに気づいたのは、普段のレッスンでは見せない表情を見ることができるということです。
ふだんの1対1だとなかなか話せないことも、みんながいると
「先生、こういうの弾きたいなぁ」なんて言ってみたり、
「今度、○○ちゃんと連弾していい?」という話になったり発見がたくさんありました。
「発表会で、これが弾きたい」というような発表会のモチベーションが高まったりという
効果もあるようです。

楽しいんですが、先生は弾かないといけないし、前日から会場設営をしないといけないし
発表会と同じくらいの勢いで忙しいので、楽しいけれどかなりの重労働ではあります(笑
そして、私は1対1では慣れてるけど、大人数を前にするとかなり使えないという
ことにも気づきました(笑
学校の先生や幼稚園の先生ってすごいなぁと思います。

その「クリスマス会」が私の毎年の仕事納めとなっています。
そして、毎年秋になるとみんなが必ず言います。

「クリスマス会何弾くの?」と。

楽しみにしてくれているのがすごくよくわかります。
そうか、今年も楽しみにしててくれるのね、そうか、じゃやるか…と。
愛する生徒のために、年の瀬に最後の力を振り絞ってプロデュースをしてます。

クリスマス会じゃなくたっていいんです。
先生によっては、年一どころか季節の行事ごとに何かしらのお楽しみ会を催す先生もいます。
手作りのケーキや、クッキーを焼いてみんなにご馳走するなど、
先生の愛情がたっぷり伝わりそうですね。
私には、まねできないです(>_<)

いや、まねしなくてもあなたなりの「お楽しみ会」でいいんです。
発表会を開く自信がまだない場合に、こういった小さな発表会のような
もので、あなたも生徒も経験を積む機会にする
というのもいいと思います
できる環境にあるなら、そういう会を開くのは生徒にとって楽しい思い出にもなり、
そして、人前で弾く喜びを味わってもらう機会を与えてあげてください。