Piano Life 〜ピアノ教室を開こう〜  教材選びに最も悩むのは「導入時期」のテキスト。楽譜売り場に行ったら、イラストや価格だけでなく何を特徴にしているかを見ましょう。

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ピアノレッスンのアプローチ

このサイトを見てくださっているみなさんは、そろそろ

「どういうレッスンをしたらいいの?」

「どんなテキストを使ったらいいの?」

という疑問をお持ちになっているのではないでしょうか。何から手をつけていいのかわからない…というのが本音かもしれません。

あなたはピアノを自由自在に弾くことができても、ゼロから楽器を始めるときに、ピアノだったら何から覚えるべきなんだろうか?と改めて考えると難しい課題なのではないかと思います。選んで生徒に渡したのはいいけど、果たしてこれでよかったのかな?と思うこともあります。

そして、今は楽譜売り場に行くと、導入テキストだけでも本当にたくさんの種類があっていろいろ見ているうち混乱してきます。どれがいいのかかなり迷ってしまいますよね。指導法、テキスト、などを語りだすとこのスペースに書ききれないほどです。

中でも一番悩むのが、「導入期のテキスト」です。

いわゆる「バイエル」にあたる部分のテキストの種類がかなり多くなりました。これを読んでいるあなたがこれまでピアノを教わってきた先生は何人かいらっしゃると思いますが、「導入期」っていうのは一度しかなく、一度っきりの経験しかないと思います。当然それは一人の先生にしか教わらなかったのではないでしょうか。

さらに、幼児のころの記憶がしっかり残ってる人は少ないかもしれません。物心着いたころにはピアノ弾けてたなーという方が多いのではないでしょうか。果たして自分はいったいどうやって音符が読めるようになったんだろう。どんな風にしてピアノが弾けるようになったんだろう。

考えてみると、答えがでないのです。覚えてないからです(笑

そこで、楽譜売り場に足を運んでみると、導入期のテキストがたくさん並んでいる。大人になってから見ると、この説明で子供が理解するものなんだろうかと素朴に思ったのが、私の最初の導入テキストを見たときの印象でした。

すごく小さい子用のテキストにすれば、間違いなく大丈夫かもしれない。でも使ってみたら簡単すぎて、あ、もうちょっと上のレベルでも平気だったんだ…。だからってすぐにそのテキストを全部終われるかというと、そこそこ時間がかかる。○ヶ月で1冊っていうペースも考えた方がいいんだな…とか。この年齢はこのくらいまでは理解できるのね。みたいに、教えて初めてわかることばっかりでかなり迷走しました。最初の頃の生徒さんには遠回りさせてしまったかなぁという経験もあったり(汗)

そんな数多くのテキストをよく見ると、いくつかのアプローチがあることに気づきます。そして、どのアプローチで進めようかという選択が、ピアノの先生にとって頭を悩ませるテーマでもあるので、私がこのわずかなスペースで「これです!」と断言できるものはありません。

ですが、おおざっぱではありますが、経験上で少し書き記しておこうと思います。

「いや、そうとも言い切れない」

「それは違うのではないか」

と疑問を持たれる場合もあるかもしれません。逆に

「こうしないといけない」

「こう使わないといけない」

と決して押し付けるものでもありません。

あくまでも私の今まで使用してきたテキストの使い勝手、レッスンする上で都合がよかった、よくなかったさまざまな経験の上でのお話ですので、迷ったときにちょっとでもテキスト選びの参考として書いたものです。

ただ、私が経験した迷走するのがなるべく少なくて済むようにあなたなりの指導法を考える一つの資料として読んでいただければと思います。

次のページからは、私がなんとなく考えるレッスンの「3つのアプローチ」についてちょびっとだけ詳しく書いていこうと思います。

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