私がまだピアノ教室を始めて間もないころ、入会される生徒さんの
お母さまがたから必ずと言っていいほど聞かれたのは
「発表会はあるんですか?」
ということでした。
当時、生徒数が10人もいなかったのですが
もちろん、発表会をするつもりでいたので
「はい。もちろん開きますよ」
と答えると、喜ばれて入会してくださいました。
私が思っているよりも、ピアノを習わせたいと思うお母さま方は
発表会にわが子を出したいと思う人が多いんだなぁと思いました。
「発表会」と一言で言っても、何回か積み重ねた経験をするうちに
「どうして発表会をするのか」
という原点に戻って考えさせられる場面が必ずあります。
例えば、
[一人で弾いて楽しみたいから発表会は出なくていいという考えの人もいる]
[発表会の曲の練習のために、ふだんよりもきつい練習を強いることもあると、
この苦しみはなんのためなのか]
[大きいホールじゃなくたって、公民館とかでもいいのに(実際に言われた・涙)]
という局面にでくわすことがあります。
私が出した原則は
「発表会は全員参加」
ということでした。
開催する立場から考えると、発表会というのは
事前にどういう規模でするのか、という規模を把握していないといけません。
出演人数によって、会場も決まるし、お花や写真やプログラムの発注など
も決まってくるからです。
でも、生徒の発表会への参加は任意にしたらどうでしょう。
人数が常に流動的だと、各方面に迷惑がかかります。
最悪、想定した人数とは実際には足りなくて、当初予定していた会場では
赤字になるために発表会をとりやめになるケースもあります。
とにかく、先生が大変な思いをします。
かたや既に練習を始めている生徒がいる一方、発表会出るかどうか
そのときにならないとわからないというスタンスの生徒さんもいたら
先生は発表会の準備どころではありません。
やっぱり、発表会という一つの目標に向けて、みんなが同じ方向を
向く時期を共に過ごすというのが重要だと思うのです。
ですから、ピアノ教室の立場としては「発表会は当然出るもの」
というスタンスをちゃんと示すことが大事なんです。(私はですよ)
それには、では「どうして発表会をするのか?」という意義を先生がちゃんと
持っていないといけないですよね。
「発表会の意義」を箇条書きにしてみましょう。
・普段のマンツーマンのレッスンでは、他の生徒さんの演奏は聴けない。
発表会は他の生徒さんの演奏を聴くことができて、その経験で一人で弾いていたとき
では考えなかった、演奏に対する思いを考えることができる。
・大きなステージに立つという経験は、何にも代えがたい経験。舞台経験を積むことに
よって 人前で弾くことの喜びを知る。
・人前で弾くことの大事さ、いつも弾いているピアノが、人に聴かせるということは
どういうことか を知る経験になる。
・自分が大きくなって演奏会などに行ったときのステージマナーも身につく。
・人前で弾くために、曲を突き詰めて弾きこむことで、曲を自分のものにするという作業を
経験し、聴いている人へ音楽を伝えようとする気持ちを育てる。
・今までレッスンをしてきた成果として、みんなの前で発表するという「成果」を見るのに
発表会 という 機会はとてもわかりやすい。
・他の人の演奏を聴くことによって、憧れ、次への目標を持ち、これからのさらなる
レベルアップに 向けての通過点でもある。
発表会は他の生徒さんの演奏を聴くことができて、その経験で一人で弾いていたとき
では考えなかった、演奏に対する思いを考えることができる。
・大きなステージに立つという経験は、何にも代えがたい経験。舞台経験を積むことに
よって 人前で弾くことの喜びを知る。
・人前で弾くことの大事さ、いつも弾いているピアノが、人に聴かせるということは
どういうことか を知る経験になる。
・自分が大きくなって演奏会などに行ったときのステージマナーも身につく。
・人前で弾くために、曲を突き詰めて弾きこむことで、曲を自分のものにするという作業を
経験し、聴いている人へ音楽を伝えようとする気持ちを育てる。
・今までレッスンをしてきた成果として、みんなの前で発表するという「成果」を見るのに
発表会 という 機会はとてもわかりやすい。
・他の人の演奏を聴くことによって、憧れ、次への目標を持ち、これからのさらなる
レベルアップに 向けての通過点でもある。
と、こういうところかな?
これをすべてまとめてお伝えしたことはないんですが、
お便りなんかで、折に触れて書いてお伝えしていることではあります。
そして、これは先生の立場からの公表はしない裏設定とでもいいましょうか。
先生としての発表会の意義は
・人前で、生徒が演奏できるようにまでした指導力を親御さんにお見せする。
・日ごろの、レッスンへのご理解に感謝し、先生の発表会への思い入れを理解していた
だくことで 親御さんのレッスンへのご理解を深めていただく。
・ちゃんとした形あるものを定期的に提供することで、教室の信頼を高める。
・講師演奏で、先生の腕もある(いや、ないですけども・汗)ということをちゃんと見せる。
・新規生徒さんをご紹介に繋がる、ひとつのイベントだということも頭に入れる。
・先生の口から、日ごろのレッスンや音楽に対する思い、親御さんへの感謝を伝え、
親御さんとの さらなる心の通いあいをはかる。
・日ごろの、レッスンへのご理解に感謝し、先生の発表会への思い入れを理解していた
だくことで 親御さんのレッスンへのご理解を深めていただく。
・ちゃんとした形あるものを定期的に提供することで、教室の信頼を高める。
・講師演奏で、先生の腕もある(いや、ないですけども・汗)ということをちゃんと見せる。
・新規生徒さんをご紹介に繋がる、ひとつのイベントだということも頭に入れる。
・先生の口から、日ごろのレッスンや音楽に対する思い、親御さんへの感謝を伝え、
親御さんとの さらなる心の通いあいをはかる。
私は、この裏設定があるから、気を抜けませんし、いつもプレッシャーです。
ですが、終わった後はほんとに涙が出るほど(実際、泣いたことあり^^;)
生徒さんと親御さんとの一体感を感じ、感無量になります。
ちょっと最初から堅いお話になってしまいましたが、
主催者としてまずは、この前提について考えておく必要はあると思います。
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発表会の意義