前のコンテンツで触れた、「発表会のお知らせ」を作ったら、
生徒さんに実際に文書としてお渡しするのはだいたい2ヶ月前ですが、
その前に、会場がとれた時点で(半年、または一年前の時点で)生徒さんには
お伝えしておいた方がいいと思います。
まずは、元手となる発表会参加費についてですが、
相場は、1万円まではいただかないところが多いのではないでしょうか。
6000円じゃちょっときついかな、7000円〜で妥当かな、という感じです。
最初に低く決めてしまうと、あとから上げにくくなるので、
最初に設定した金額で、決めてしまうといいでしょう。
参加費×出演生徒人数=の中から、やりくりして発表会を作っていきます。
では、発表会の経費にはどのようなものがあるでしょう。
・写真代…集合写真を写真屋さんにお願いする場合。
写真代は、集合写真のみなのか、集合写真とスナップのセットか。
写真サイズにより当然料金も違います。
・お花代・・・生徒へお花を贈る場合。
・記念品代・・・生徒への記念品を贈る場合。
上記で、写真やお花をつけない先生もいらっしゃいます。
例えば、写真は父兄にお願いしたり、デジカメで集合写真をとるという方法に
変えれば、写真代は節約できます。すると、発表会参加費自体をもうちょっと
安くもできますよね。
実感として、一番かかるのが写真代だと思います。
お花もあればやっぱり華やかです。ただ、お花も決して安くありません。
安い料金でも、たくさんお花を入れてくれる花束を作ってくれる
お花屋さんを普段から探しておくのも大事です。
花束じゃなくて、鉢植えという先生もいらっしゃるようです。
楽器店によっては、写真から花束、記念品までの発注をまとめて
受けてくれたりもします。
そういうのを利用すれば、会計的にも一回で済むので便利です。
楽器店にご相談するのも手です。
これは、それぞれの先生のお考えでさまざまなので、こうじゃなきゃいけない
というものはありません。
・調律代・・・会場のピアノの調律です。私は前日、すでに他の発表会で調律してあっても
なくても、調律は絶対お願いしてます。
・会場費・・・事前に払っておく分と、当日に請求される分がありましたね。
・プログラム代・・・印刷屋さんに発注。または自分で作る。
自分で作る場合は、紙代、インク代。
・謝礼・・・当日、お手伝いのスタッフをお願いするときは、スタッフの食事代、交通費、
そして謝礼。
・指導料・・・これは、前に雇われていた教室で、発表会のために指導したお手当て
として、1人○○○○円×担当生徒人数分 という形でいただいたことがあります。
なるほど・・・!と思ったので、私も経費に入れることにしました。
月謝以外の、特別手当みたいな感じです。
「人前で弾ける状態にして生徒をステージに立たせる」ことへの指導料という
意味です。
・雑費・・・当日、ビデオを撮る際の、ビデオテープ代、ダビング用テープ代、
発表会の準備のために出向いた分の交通費など。
先生は、この時期、発表会のために動くことがかなり多くなります。
本番が近くなるほど、ついでにではなく、わざわざという場合も多くなるので
そういう費用は発表会費から出すようにしています。
私は、あまりにも1人でなにもかも大変だなぁと思うことと、
そのために全身全霊で臨んでいると自負しているので、
割り切って、そのための発表会費でもあると思っています。
私は自腹を切ってまでするということは絶対にありません。
そうならないように、会費内で収めます。
自腹を切るとですね、生徒さんからしたら発表会費として支払った金額で
ここまでしてもらえるということが当たり前に思うわけなんです。
先生が万単位で赤字の分を出したとしても、それを親御さんが知らない限り
こんなもんなんだと思うものです。
発表会費ではまかなえなくて赤字になって、先生の手から出したなんてこと
先生は言えませんし、親御さんもそんなことまでは知らないわけです。
大ホールや、ホテルの宴会場などは、一万円以上の会費にしないと
赤字になる可能性大です。
うちは生徒が少ないから別に自分の手から出してもかまわないわ、
足りない分は先生が出してもいいじゃない?と思われてるとしたら、
それは丼勘定というもので、ちょっと無自覚かなと思います。
まずは、発表会一つ開催するのに、いったいどのくらい経費がかかるものなのか
自分で経理を経験して知ってください。
その経験もあなたのお仕事です。
その上で、多少私が出してもいいわ、と思うのならそれでいいと思います。
私の場合は、発表会を開催する、というイベントは私にとってかなりハードな仕事なので、
生徒のためとはいえ、精神をすり減らした上、
ボランティア精神で赤字分も自分で出す・・・という懐の深さは持っていないんです(汗
たぶん、仕事辞めたくなってしまうと思う・・・。
ですから私は、そういうストレスを防ぐためにも、
少し余裕もってできるなという会費にしています。
それによって、生徒に十分に記念品などなどでお返しできるし
満足してもらえるくらいのことをしてあげられるからです。
「お金で割り切る」といういい方は、語弊があるかもしれませんが
決してきれいごとではない部分もあるなって思います。
継続していくとなおのこと実感する部分だと思いますので、
ぜひ参加費内で収めるようにしましょう。
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発表会の経費