選曲
発表会の準備で一番、神経を使うのは選曲です。これで煮詰まって、やめたくなったこともあります(汗)そして、私は選曲がすごく苦手。毎回苦労します・・・
まず、いつから楽譜を渡すかを決めましょう。
年齢によって、中学生以上は半年以上前、幼児は2ヶ月前という風に。
または、譜読みが早い子、遅い子によって、楽譜を渡す時期を決めるのも大事です。
生徒によっては、ものすごくスロースターターだから・・・と、早く渡してもやっぱりエンジンがかかるのが遅い子もいれば、予想外にあっという間に弾けるようになっちゃったりする子もいる。
さらには、選んだ曲が生徒に合ってなかった・・・という場合もなくもないです。ここは先生の、生徒の音楽性を汲める力量が問われるわけですが、そういう場合のために、生徒によっては2、3曲候補を考えておきましょう。
大きい生徒さん、上級の生徒には、その下の世代の生徒さんやその保護者の方が聴いて、
「数年後、ああいうふうになりたい、なってほしいなぁ」
と憧れを抱くような存在にしてあげましょう。
選曲に関して、そのときのヒット曲、話題になった曲、クラシックでも流行る曲もありますよね。そういうトレンドも抑えておくのも重要です。
楽譜売り場に通い詰めていると、やたらと同じ曲の楽譜が、さまざまな出版社から出てることがあります。それだけ種類があるということは、ピアノアレンジもかなりいいものが見つかります。
旬な曲は、保護者の方も知っている曲なので、やっぱり喜ばれます。
ピアノの発表会のお客さんは、生徒とそのご家族がほとんどです。こういってはなんですが、自分のお子さん以外の演奏を自分のお子さんの演奏と同じようには熱心に聴くかというとそうでもないです。(うちのお父さんは寝てた、みたいな話はよく聞きます・笑)
聴いてくださるお客さんがなるべく飽きない、選曲も大切です。
その下の世代の、小学校中学年~中学生の生徒さんには、定番のクラシック曲の中に、ディズニー、ジブリ、そしてジャズ系(ラグ系とか)の曲を何曲か選んであげるとこれまた新鮮でキラッと光ります。
ですが、この世代が、曲のしあがり時期がまったく読めないことが多いかもしれません(汗)だから、余裕を見てかなり早めに楽譜は渡した方がいいと思います。
さらにその下の小さい生徒さんには、さきほど書いた、ミュージックデータを使った曲を選曲するなどして、こんなに小さいのに音楽に合わせて一人で弾けるんだよ!っていう姿をお見せしましょう。
小さい生徒さんは、曲の長さが短いので、2曲くらい選んであげましょう。小さい生徒さんはいるだけで、場の雰囲気をかなりなごませます。なので、おじぎ、姿勢をしっかり教えてあげるとステージ上でとっても愛らしいパフォーマンスをしてくれますよ^^
選曲をする際、前もって発表会用曲集とか、クラシックの曲のほかのジャンルも網羅できてるといいですね。
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