ミュージックデータ
さて、ピアノレッスンのために先生の力になってくれるアイテムがいろいろあります。
まず、ミュージックデータです。
ピアノのテキストには、掲載されている曲にオーケストラ音源をつけたミュージックデータが 別売りされているものもあります。
ピアノは本来、伴奏もメロディも一台で完結して演奏できてしまう楽器ですが、だからこそピアノを弾く人はアンサンブルには弱いという一面もあります。
オケの音と合わせることで、自分以外の楽器の音を聴くということ、楽器によって音の立ち上がりの違いや、音楽の構成など、アンサンブルを学ぶことができます。
特に、まだ数多く音が弾けない幼児の曲は、単調な感じになりやすいので、そこにオケのデータがあったら、曲のイメージがふくらませやすいですし、感受性の高い幼児ならなおさらいろんな音に敏感に反応します。そういう感性を育てることもとても大切ですよね。
それに、「音楽が止まってはいけない」という原則を否応無しに感じる経験ができます。ピアノは一人で弾いているので、安易に弾き直したり、ミスしてテンポがずれるなど、意外と弾いている本人は無意識にやっていたりします。
そこに、オケの伴奏と一緒に弾いてもらうと、自分が止まってしまうところがはっきりわかり、次から修正できるようになってきたりします。
レッスンの仕上げに、最後に伴奏と一緒に合わせて弾くことが楽しみになってきて、練習のモチベーションに繋がります。
さて、そのミュージックデータを何で再生すれば良いかというと、MIDIデータなら、専用の再生プレーヤーが必要です。
→MDP30(伴奏くんⅡ)
ヤマハの再生プレーヤーです。フラッシュメモリーにミュージックデータを入れ、再生。伴奏くんⅠに比べて格段に軽量化。持ち運びが辛くありません。
→MT90U
こちらはローランド。MIDIデータの他に、MP3やWAVファイルも再生できるのは魅力。CDドライブを繋げば、CDも再生できてしまいます。不可能と思われるCD音源のテンポ変更もできそうな雰囲気(雰囲気ってなんだ)
CD音源が別売りされているテキストもありますが、レッスンで助かるのはMIDI音源によるデータです。今やweb上でMIDIが配布されることはほとんどなくなってしまいましたが、ピアノレスナーにとっては、テンポや移調が任意に変えられるMIDI音源はやはり使い勝手がよくピアノレッスンと相性がいいのです。
CDだと、テンポが変えられないし、微妙に目の前のピアノのピッチと合わないこともあると思うので、音源付きのテキストは、できればMIDIで作って欲しい(笑)
こちらのサイトでは、さまざまなジャンルのMIDIデータが販売されています。 対応楽譜もありますので、チェックしてみましょう。
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