発表会の意義
私がまだピアノ教室を始めて間もないころ、入会される生徒さんのお母さまがたから必ずと言っていいほど聞かれたのは
「発表会はあるんですか?」
ということでした。
当時、生徒数が10人もいなかったのですがもちろん、発表会をするつもりでいたので
「はい。もちろん開きますよ」
と答えると、喜ばれて入会してくださいました。
私が思っているよりも、ピアノを習わせたいと思うお母さま方は発表会にわが子を出したいと思う人が多いんだなぁと思いました。「発表会」と一言で言っても、何回か積み重ねた経験をするうちに
「どうして発表会をするのか」
という原点に戻って考えさせられる場面が必ずあります。
ただ単に、「生徒さんの日頃の練習の成果をみなさんにお見せする場」を提供するため、ではないんです。
「わーあんなに小さかった子がこんなに弾けるようになって、うるうる」
もいいのですが(笑)
それで終わっちゃいけません。
それは誰だってできます。
それ以外に、先生として考えておかなくてはならないことがあります。
これが、ほかの教室と差をつけることにもなります。
まず、発表会という一つの目標に向けて、みんなが同じ方向を向く時期を共に過ごすというのが重要だと思うのです。
ですから、ピアノ教室の立場としては「発表会は当然出るもの」というスタンスをちゃんと示すことが大事なんです。(私はですよ)それには、では「どうして発表会をするのか?」という意義を先生がちゃんと持っていないといけないですよね。
ここで重要なポイントが2つ。
★ 生徒さんにとっても発表会の意義を考える。
★ 先生としての発表会の意義を考える。
特に、二つ目は、重要です。私はこの意義をかなり考え抜きました。だから、気を抜けませんし、いつもプレッシャーです。ですが、終わった後はほんとに涙が出るほど(実際、泣いたことあり^^;)生徒さんと親御さんとの一体感を感じ、感無量になります。
ちょっと最初から堅いお話になってしまいましたが、主催者としてまずは、この前提について考えておく必要はあると思います。
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