現代の習い事、おけいこ毎の現状を把握しておきましょう。



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習い事としてのピアノ


昔は、ピアノのおけいこは敷居が高い習い事でした。
私が子ども時代のその他の習い事としては、
お習字、そろばん、くらいだったような気がします。
ピアノの場合、習うにあたって楽器をちゃんと用意し、
親もそれなりの覚悟と心構えで臨んでいたのではないでしょうか。

先生も厳しく、非常に威厳があり、練習してこない生徒など問答無用!
っていう勢いだった気がします。
私自身も当時、びくびくしながら通ってた覚えがあり、
もう修行に近いような…。までは言いすぎかな(笑

でも、そのおかげで今こうして今度は自分が子どもたちへ
音楽を伝えるという仕事をしているんですが、
そう思うと、人から人へ伝えるお仕事というのはとても
素敵ですよね。

今の習い事の情勢はどうでしょう。
子ども習い事のカテゴリーは多様化しました。
スイミング、英会話、学習塾、サッカー、
土曜日まで入れた一週間の放課後はすべて習い事で
スケジュールいっぱいという子どもも少なくありません。

昔の感覚だと、ピアノを習っちゃったら他の習い事はできない。
という感覚ではなかったかと思うんです。
それだけ楽器のおけいこごとは別格だと思っていました。

今は、他の習い事もこなしながら、ピアノもやっているという子どもも多いです。
当たり前のことですが、習い事を複数やっていると、
たとえ、宿題をする必要のない習い事があったとしても、
習い事一つ一つに向けるエネルギーは分散されるだろうことは予想されます。
ほんと、今の子どもたちは大変だなぁと思うし、同時に偉い!と思ってしまう。

がしかし、今の習い事を事情を見ると、
ピアノのレッスンは、気軽に習えるようなポジションになったといえます。
誰でも習えるということは、それだけ個々のニーズも多岐に渡ってるからです。

「クラシックを基本から身につけたい」
「楽譜が読めるようになりたい」
「ポピュラーな曲を弾きたい」
「おうちでの練習はいらないようなレッスンで」←冗談のように思えますが実際ある(汗
「弾きたい曲だけ弾きたい」

などなど…

こういう方々に、対応するのはあなた一人。かなり幅広いですよね…。

こういうのが嫌だから、受け入れる生徒を絞っている先生もいます。

「うちはクラシックしか教えません」
「生楽器がないと習えません」
「おうちで練習は必須です」←あたりまえですけどね(汗

など、条件を入れて募集すれば、自分の理想とする生徒さんが集まってきます。
すると、教える側でも断然教えやすいし、ストレスもたまりにくいです。

要は、このくらいニーズが分散する中、あなたが教えられるOK出せるのは
どのラインなのか?ということを考えておく必要があるということを
お伝えしたいのです。

おっと。それからもうひとつ。
現在のピアノ教室で昔はなかったであろう分野である
「大人のためのピアノ教室」というものがあります。

子どもころ習っていたけど、途中でやめてしまって大人になってから
もう一度始めたいという大人の方は確実に増えています。
まったく初心者の方でも、趣味として始めたいという人もたくさんいます。
そういう方にも対応できるピアノの先生というのも
今の時代必要かなと思います。

ですから、入会の案内をする場合に、この点ははっきりと
明記しておく必要はあると思います。